2009年「地元西海町の新しくてちょっと小洒落た手土産」を作ろうと地元の女性たちで起ち上げた「村の菓子工房」。最初に作ったお菓子は、西海町特産のみかんを使った「みかんのシフォンケーキ」でした。
その時から素朴で地元の農産物を活かしたお菓子作りを変わらず続けています。特別な日のスペシャルなスイーツではなく、日々の生活に寄り添うおやつでありたい。我が子に作ってあげる毎日のおやつのように。そんな思いでお菓子を手作りしています。
開業当時は、卵も乳製品も小麦粉も使用した普通のお菓子屋さんでした。中にはプラントベースのお菓子やグルテンフリーのお菓子もありましたが、それらは同じ工房内で作られたコンタミネーションのあるお菓子でした。
※コンタミネーション:原材料として使用していないにもかかわらず、 アレルギー物質が微量混入してしまう場合
「やさいのカリカリ」が完成し、小さなお子さまを持つ親御様やアレルギーをお持ちの方が多く来店されるようになり、より安全にお召し上がり頂きたく、2020年に特定食材7品目を持ち込まない工房を新設しました。
現在はやさいのカリカリをはじめプラントベース・グルテンフリーの焼き菓子のみ製造をしております。
日本の西の端にある西海市は三方を海に囲まれた自然豊かな町です。柑橘をはじめ美味しい果物や多品目の野菜が収穫されます。そんな野菜の美味しさを活かしたお菓子を作りたい・・・と、試作を重ね生まれたのが「やさいのカリカリ」です。
原材料の30%~40%は野菜そのもので出来ています。卵・乳製品・小麦粉・落花生・そば不使用のやさいのカリカリは食に制限のある方(ヴィーカンやグルテンフリーなど)もそうでない方も、一緒にお召し上がり頂けるお菓子です。